《MUMEI》 「ぇ‥、今から‥?」 「だって早い方がいいじゃん?」 「‥それは‥」 「まぁ、碧依がゆっくりでいいならそれでいいんだけどね」 「う、ん‥‥‥私は後でいい‥」 まだ、訊く覚悟が出来ていない。 それにまだ、私は恐がっている。 「ぁ‥ヤバい」 「やばい‥?」 「あたし委員会で呼び出されてたんだ──。ちょっと行って来るね」 「うん」 私は、未玖を見送ってから図書室に向かった。 そこで何かが待構えている事には、全然気付かずに‥。 前へ |次へ |
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