《MUMEI》
「どっから覚えてる?」
「なんか、二人で夜空見上げてて…
気がついたら抱き合ったとこ……」
「気がついたらじゃない、…俺が水城を抱きしめたんだ、
もう離したくないって思ったら、何がなんでも手に入れたくなって…
力任せに俺は水城を手に入れたんだ」
「……、ン…、
は……、たか…す…」
高杉の真剣な顔と
再び重なる唇
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