《MUMEI》
「っあーー、終わった〜っ!!」
思いっきり背伸びをするあたし。
「お疲れ様でした。どうでしたか??」
麦茶を渡しながらまきちゃんが問う。
「ん?んー、まあ、ね。」
「あ、お嬢様、実はお見合い中にお電話があったんですよ」
「んぐっ、あたしに?誰?」
「石川さんとこの息子さんですよ。たしか…カツヤくんでしたっけ?」
え…
カツヤが…?
「な、なんて?」
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