《MUMEI》
正体
昔、ある組織が、大量の麻薬畑を作った…

終戦後…

その資金力で、この国を牛耳った…

その組織の、後継者達は、今も、君臨している…

昔ほどの、権力は無くても
資金力で、経済を支配している…

何十年も、何事もなく、過ぎた…

だが、その、組織が2つに割れたのだ!

積極的に、世界経済に、割って入ろうとする一派と

保守的に、
今のまま、ひっそりと、日本を裏から支えるに留まる一派とに…
 
 
水無月「私くし達は、保守派です…」

雅治「保守派?…行動はかなり、過激だったがな…」
水無月「…そうですか?」
久保田「願わくば、貴方様が保有する、血判書を、譲って頂きたかったのですが…」

雅治「…」

水無月「ムリなようね…」
雅治「なぜ、美樹をさらった…」

水無月「私くし達のした事ではありません…」

久保田「あの、洋館に居た奴らの手段です、」
「私共は、彼らを見張るのが役目…」

雅治「…」

水無月「貴方が捕われると厄介なので、行動に出たのです」

雅治「わざわざ、招待状を送りつけてか?」

水無月「…私共の仲間も、誰が見方で、誰が敵なのか…全てを把握出来ていません…」

久保田「力、あるほうに、着く輩もおるでしょう…」
水無月「それに、来るとは思っていませんでしたので…」

雅治「……」

久保田「敵対するつもりが無い事は、おわかり頂けましたかな…」

雅治「美樹は、どこに?…」

水無月「治療室に居ます…」

雅治「案内してくれ」

久保田「わかりました、こちらへ」

水無月「久保田、いいわ、私が案内します」

久保田「…わかりました」
水無月の案内で、治療室に向かった

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