《MUMEI》

「はい日向」

「ぇ、もう読み終わったのか‥?」





まだ、

20分も経っていない。





「早いな‥読むの──」

「だってたったの200ページだもん」

「たったの=d?」





結構なページ数だと思うんだけどな‥。





「読まないの?」

「ょ‥読みます、読ませて頂きマス‥」





ここで機嫌を損ねたら、

大変な事になる。





‥けど‥。





「───────」





何でよりによって宇宙人の出て来る話なんだ‥?





それに‥

活字を読むとどうにも眠たくなってくる‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫