《MUMEI》

二人は巨額の金を生み出すであろう、ある土地に纏わる謀事について密談を交わしている…。



『まだだ…

…鶴見一家の息のかかった地権者の転びかた次第なんだがなぁ…』



笠松(兼松)は、シャツに袖を通しながら答えた。



『やはり其所がネックか…』



―――…パシィィッ!!



全裸の男は、革のベルトを振りあげると、忌々しそうにベッドの上に横たわる物体に打ちつけた。



その背中には、龍と虎が睨み合っている…。



その男が見下ろすベッドの上には、十代とおぼしき少女が全裸で横たわっていた…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫