《MUMEI》

「──すいませんっ、遅刻しました‥」

「お、珍しいなぁ卯月達が遅刻やなんて」

「すいません‥」





私は、おずおずと自分の席に座った。





ホームルームはすぐに終わって、私達は授業の準備を始めた。





「((──碧依、ちょっと))」

「ぇ、未玖‥!?」

「((ほら、あれ見てあれっ))」

「((あれ‥?))」





未玖が示した先を見る。




「‥‥‥ぁ」




眞野先生と萱島先生‥。





‥何か‥話してる‥?






何を‥話してるんだろう‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫