《MUMEI》

(黒田さんは俺と同じで、


ほとんど筋トレをやらない。


それは体つきを見ればわかる。


でも人間には、


筋肉の付きやすい体質の人と、


そうじゃない人がいる。)

















(それをわかってるから、


クロ、


お前は筋トレを怠っていたんだ。


一見ありがちだがスポーツ選手としては致命的な弱点だ。


そして2つ目は…)

















(あなたの性格よ。


恭ちゃんがあなたに惹かれたように、


あなたには人を引き付ける魅力がある。


でもね…


魅力のある選手ほど、


いなくなった時の影響は大きい。)

















(だから黒田さん。


あなたは一流には成り得ない選手なんです。


黒田さんのプレーはマジリスペクトしてんすけど…


でも、


ケガをしやすい選手が、


チームのムードメーカーになんてなっちゃダメなんですよ…)

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫