《MUMEI》

「ぁ‥‥‥あの、姫サマ‥」

「ふふっ、何命令しよっかなー♪」

「‥‥‥‥‥‥‥」





‥嫌な予感がする‥。





気のせいであって欲しいけど‥。





「──そうだっ」

「!!‥」





心臓が飛び上がった。





「‥な‥何でございましょう‥姫サマ‥」

「今は秘密♪」

「は、い‥?」

「ひーみーつっ♪」

「‥‥‥‥‥‥‥」





そんな笑顔で言われたら‥

ますます気になるんだけど‥。





「‥?」





もう夕食の時間なんだな──。





知らない内に、

だいぶ時間が経っていたらしい‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫