《MUMEI》

薄暗い部屋の真ん中に置かれたローテーブルの上には、二人の少女を弄んだ様々な性玩具が並べられている。



笠松は、その中から小さなローターを手に取ると、刺青の男に投げつけた。



『うだうだ言ったところで始まらねぇ!


明日にはカタつけんだろ?


いい加減に腹ァくくれ!』



ローターは刺青の男の尻に当たった。



『あぁ…お前もな…。』



ボリボリと尻を掻きながら、刺青の男は切り返した。

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