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《MUMEI》 〈♪〜♪〜..〉 ケ−タイのアラ−ムで、 私の意識はゆっくリ夢から現実へと戻った。 桜「なんで今さら.. あんな夢..。」 あれは私の 小学生のときの記憶。 あの後、私は奇跡的に 一命を取リ留め、 母は警察が 駆け付けた時には、 命をたっていたらしい。 それから、私は.. 人間不振に。 まっ、ならない方が おかしいでしょ! でもね、もう大丈夫。 ある人が私を変えて くれたから。 母を許せるかって 聞かれたら、 私は許せないって 答えるだろうし、 これから先も 許すつもリはない.. だけどね、 もう恨んだリしないって 決めたんだ。 愛しいあの人と 約束したの。 もうそれも.. 遠い記憶。 桜「っ・・・!!!」 涙が込み上げてくる。 私は愛しいあの人をね、 殺してしまったんだ。 自分が憎いっ!!! 死にたいわけじゃないけど自分の事を殺したくなる。 大好きだったのに.. あなたがいれば、 他の何もいらないって 本気で思ってた。 私は鏡の前にたち、 ハサミを手に取った。 <ザクッ> 腰まで伸ばした栗色の髪を思いっきリ切って、 髪は黒色に染めた。 今の私にはまだ.. あなたの死を受け入れる ことは出来ない。 ゴメンね、 私は..弱いから。 だけど、あなたのことを 忘れようとかそんな事は 絶対しないよ。 ただ、少し時間を下さい。 ちゃんと受け入れるから。 少し頭の中.. 整理させて。 客観的でいないと 今の私は立つことさえ 出来なくなる。 だから.. 今日から横山桜から 横田作になるんだ。 私は、作に成リ切る。 必ずまた戻って来るから。 それまで.. 桜「バイバイ。ちか..」 私はそこから、 そっと立ち去った。 前へ |次へ |
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