《MUMEI》

気合いの入った若衆との温度差に、それ以上文句を言う気も萎えてしまった。



『…………。』



笠松は後部座席で、ズシリと重く年季の入った59式拳銃を物珍しそうに眺めていた。



『扱いには気をつけて下さいよ…。

それ、安全装置ついてませんから…。』



若衆の言葉にイヤな汗が流れた…。



            :
            :

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫