《MUMEI》

「校長先生から挨拶です。」
私の司会の元、校長先生もとい、教頭先生(校長先生は不在だった)
は喋り始めた。

そして次は生徒会長挨拶だったのだが…
「続いて、せいちょかっ(///)ゔぅー…生徒会長からの挨拶です。」私は小さい声で「すいません」を会長に繰り返した。

隣にいた副会長には「緊張したんだよね、大丈夫」となぐさめられたが、三年生の席から「かーわいー」など、茶化す声が聞こえ、私の顔は真っ赤だった。

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