《MUMEI》

──オレ‥あかん事してもうたんやろか。





‥アイツ‥泣いとったしな‥。





「‥はぁ‥」





せやけどあん時‥もしアイツがぶつかっとったら‥。





それこそオレは‥後悔してもし切れんかった。





「──待っとってな、卯月──」





お前に会いに行くから。





『また‥屋上に来てくれますか?』





『お弁当作って来ますから』





──楽しみやな──。





卯月の料理美味いしなぁ。





「──よし‥」






──頑張らな。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫