《MUMEI》 「そうですか?」 「星野も言うてへんかったか?」 「ぁ──」 「な?」 「はい──。ぁ、それと‥」 「?」 「これも預かって来たんですけど──」 「何や?」 千羽鶴‥? 「みんなで1羽づつ折ったんです」 「‥みんな‥?」 「先生と生徒で丁度1000人だったから──、先生?」 「──こら元気にならん訳にはいかへんな」 「ぇ」 「仰山元気もろてしもたしな」 色々みんなには迷惑かけてもうたし── その分頑張らなあかん。 卯月との約束もあるしな。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |