《MUMEI》

「ふぁ‥。ラン‥おはよー‥」

「ぉ‥ぉ‥おはようございますっ」





何か‥

物凄く心臓がバクバクいってんだけど‥。





「わぁっ、パンケーキだぁ♪」

「手ぇ洗って来い、蜜」

「もう洗って来たもんっ。──あっ、ねぇラン、お弁当作ってくれた?」

「ハ‥‥‥ハイ、一応‥」

「どれどれっ?」

「後にしろ。とっとと朝飯食わねーと遅刻すっぞ」

「お兄ちゃんうるさい〜っ」

「てめぇがいちいち無駄口叩くからだろ」

「むぅ〜〜〜〜っ」

「み‥蜜君、冷めちゃわない内に──」

「はーい♪」

「‥何だよかわいこ振りやがって」

「ん? 何か言った〜?」

「‥‥‥別に」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫