|
《MUMEI》 「じゃあ、行ってきます──柏木さん」 「お気を付けて」 柏木さんに見送られて、 私達は学校に向かった。 「──あの‥」 「‥ん」 「学校でも一緒に行動するんですか‥？」 「文句あんのか」 「ち‥違いますけど‥」 屋敷でも学校一緒って‥ 何か‥。 「クラス、お前と同じになったから」 「はいッ！？」 「一緒に行動するって時点で別クラスじゃねぇって事位悟れ。つーか悪い虫が付かねぇようにお前を見張ってなきゃなんねぇしな」 「ゎ‥悪い虫‥って‥？」 「野郎共に決まってんだろ」 「野郎‥共‥？」 何でそんなに警戒してんのかなぁ‥。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |