《MUMEI》

何とか‥

授業前に間に合った。






「‥‥‥はぁ‥」





疲れたぁ‥。





「何だ、意外と足速ぇのな」

「──────‥」

「‥あんがと」

「‥‥‥‥ぇ」

「‥何だよ。てかさっさと教科書出せよ。先公来るぞ」

「!!っ」





ヤバッ‥。





「えっと‥現国だったっけ‥」





苦手なんだよなぁ‥。





「‥おい」

「!?」

「昼休みになったら屋上行くぞ」

「屋上‥?」

「弁当食うのに、人込みは好かねぇから」

「ゎ‥分かった──‥」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫