《MUMEI》 話していたら、先生が体育館に来たから‥一斉にみんな黙り込んだ。 先生は、いつもと違う雰囲気に戸惑っているみたい。 「──あれ‥何でこないに暗いんや‥?」 先生は、キョロキョロしながら呟いた。 「誰もいーひんのか‥?」 先生が、数歩進んだ時。 担当の生徒が、照明のスイッチを押した。 一気に、体育館が明るくなる。 「──!?」 先生は、かなりビックリしたみたいだった。 「な‥‥‥何や? 誰の誕生日なん‥?」 「眞野っちの退院祝い♪」 「だから、今日は授業返上でパーティーする事になったんです☆」 「パー‥ティー‥?」 前へ |次へ |
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