《MUMEI》

「怖い…?あら、今すぐここでぶち殺してあげてもあたしは全然かまわないけど…?」

いやぁぁぁぁあ!!魔王復活ぅ!!あぁ…そんな輝く笑顔でボクをみないで…その握り拳が逆に怖いぃ…今ボク絶対真っ青だよね!?自分でわかるくらいってやばくない!?

「…あ、そ、その…えっと…そ、そういえば海は何の言葉なの!?」

…ヤバい。怖すぎてごまかしちゃった。ゴメンねお母さん…あ、お母さんも魔王じゃん。仲間?うわぁ…ボク板挟み。逃げられな…ハッ!

「あ〜らら…ごまかしちゃったねぇ?」

「手、手…パキポキ言ってるよ?あ、あの謝るからさ、どうか命だけは助け…」







「知らん!海ちゃん必殺!脇腹スクリューッ!!」




「いやぁぁぁぁあ………ぁぁあははははは!や、やめ…う、海やめぁははははは!」

ボクの弱点…脇腹くすぐられるともぉだめ…あうぅ…。






「こんなとこまできてなーにやってんだお前ら。」

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