《MUMEI》 『‥行くな‥蘭‥』 名前で‥ 呼んでくれた‥。 学校以外で‥ 初めて名前で呼んでくれた‥。 「───────」 ヤバい‥。 ‥泣きそ‥。 「‥泣くなバカ」 「まだ泣いてない‥」 「バカヤロウ‥」 鳳君は、 さっきより強く抱き締めてきた。 「‥完全に泣いてんじゃねぇか‥」 そういう鳳君も、 ‥泣いてる‥? 「もういっぺん抜け出してみろ‥‥‥今度は鎖で柱に繋ぐぞ‥」 「!?」 そ‥ それ困るからッ‥。 「やならもう金輪際2度とこんな事しねぇって誓え」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |