《MUMEI》
鈴城
「何かクラスとかにカッコいいって思う男子って居ねーの?」
大地は、空娘の髪の毛を手くしでとかしている。
「辞めてよ。 うーん。鈴城とか?」
「鈴城!?」
鈴城 遥。男子にも女子にも嫌われてる、一匹狼のこと。顔はそこそこ。無愛想な所さえなければ、モテる。・・・と思う。
「お前変わってんなぁ?鈴城の事好きなヤツ始めて見た。」
「まだ好きだなんて言ってない。」
空娘は大地を睨む。
「ごめんA悪かった。けど鈴城かぁ。厄介だなぁ。」
「あとはぁ。分かんないやっっ。」
空娘は河の水で遊んでから大地の隣に来た。
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