《MUMEI》

「ご馳走さまぁ♪」





10分位遅れて、

蜜君が朝ご飯を済ませた。





「ふぁー、お腹いっぱい♪」

「お皿、下げますね──」

「ぁっ、ラン──」

「はぃ‥?」

「今日お休みだからさぁ、お外行こうよ♪」

「ぇ──」





外‥?





「ねー、行こうよねぇラン〜」

「ぇ‥っと‥」

「──ほっとけ」

「ぇぇ‥」





何で‥?





「むぅ〜っ‥」

「──なら俺も行くけど」

「ええ〜っ? お兄ちゃんも来るの〜?」

「独り占めすんな」

「〜〜〜〜〜〜‥」

「──とっとと支度しろ。置いてくぞ」

「置いてっちゃダメ〜ッ」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫