《MUMEI》 骸骨ハナは、 俺の袖を掴んだまま‥ 先に立って歩き出した。 “大丈夫? 気分悪くない‥?” 訊かれて、 俺が頷くと、 “離れちゃだめだよ?” ハナは、 一層強く袖を握ってきた。 「──ここって‥どんなのが出るんだ‥?」 “色々‥” ハナは言って、 木の根元を指差した。 「ドクロ‥?」 そう呟いた、 途端。 「‥?」 足元から、 ・・・・・・・ 骨だけになった腕が出て来て‥ 俺の足首を掴んだ。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |