|
《MUMEI》 死神‥？「ハナっ‥どうし‥」 “止まっちゃだめ！” ハナは、 ただひたすら‥ 俺を引っ張って走る。 だいぶ森の奥まで来て、 やっとハナは立ち止まった。 “ここに入って” ハナに言われて、 俺は大木の洞穴に隠れた。 「ハナ、さっきの‥何なんだ‥？」 “‥‥‥‥‥‥‥” ハナは、 暫く黙っていた。 “‥あれ‥‥‥魂を狩っちゃうの” 「ぇ」 “たぶん‥死神みたいな感じ” 「死‥‥‥神‥‥‥？」 あの幽霊‥ いや、 妖怪がか‥？ “帰れなかった人達は、たぶん‥あの妖怪に魂を狩られちゃったんだと思う‥” 「‥な‥」 “それとね‥” 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |