《MUMEI》

「ほらっ、ラン──あそこだよ♪」

「──ぇ」





映画館‥?





てかこんなでっかい映画館、

あったんだ‥。





「ここのポップコーンおいしいんだよ♪」

「‥ポップコーン目当てかよお前は」

「うんっ。ボクキャラメル味ね♪」

「──‥お前は」

「ぇ」

「この映画長ぇぞ。食うもんとかいるだろ。何がいいんだよ」

「えっと‥‥‥じゃあ普通のポップコーン‥」

「‥ん、分かった」





数秒後、

鳳君はトレイを持って戻って来た。





「!?」





でかくない‥!?





「な‥何でこんなでっかいやつ‥」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫