《MUMEI》
約束
「じゃあその時は──家に来ないか?」

“お兄ちゃんのお家?”
「色々見せてやりたい物とかあるし──」

“今って、昔とは違うの?”

「ぁぁ──たぶん、かなり」

“例えば?”

「──例えば──ラジカセとかゲーム機だとか」

“らじかせ? げーむき?”





俺にとっては、

あって当たり前の物も──

ハナにとっては、

どちらも珍しい物らしい。





“お兄ちゃん、それ持ってるんだ──”

「ま‥‥‥まぁ、な」

“ハナも使ってみたいな”

「じゃあ、手毬が見つかったら──、一緒にここ抜け出そうな」

“うんっ、約束ね!”

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫