|
《MUMEI》 魂を狩られたら‥“‥魂を狩られるとね‥” ハナは、 いつになく険しい表情をしている。 ・・・・・・ “存在が消されちゃうの” はっきりと、 ハナはそう言った。 「存在が‥‥‥消される‥？」 “──今、ハナは魂でしょ？ 器はなくなっちゃったけど、ハナはまだハナなの。‥でもね、魂を狩られたら‥” 「‥抹消させられる‥って事か‥？」 “‥うん” ハナの肩が、 小刻みに震えている。 「何であいつはそんな事──‥」 “‥‥‥自分の栄養にする為” 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |