《MUMEI》 心配無用「ぇ‥‥‥」 俺は‥ 思わず立ち止まった。 「ハナ‥、ぇ、おま‥」 何で俺‥ こんなに動揺しているんだ‥? “お兄ちゃん──” 「ゎっ‥!?」 “ご‥ごめん‥” 「起きたか‥?」 “うん‥。ごめん、寝ちゃった‥” 「──気にするなって、疲れてたんだろ?」 “───────” 「寝てていいからな、手毬は俺が見つけてやるから」 “お兄ちゃん‥眠くないの‥?” 「まだ九時位だし──」 “‥帰らなくていいの‥?” 「ぇ」 “お父さん達‥心配してるよ‥?” 「大丈夫だって、もう俺高二だし」 “こーに?” 「俺、高校生だからさ」 “‥‥‥?” 前へ |次へ |
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