《MUMEI》
高校生
「ぁ‥‥‥学校だよ、何ていうか、小中高って三段階に別れてて──」

“──こうこうせいって、大変?”

「まぁ──‥それなりに‥」

“ハナも行ってみたいな──こうこう”

「ハナも‥?」

“うん”

「じゃあ──連れてってやるな」

“ほんとっ?”

「ぁぁ」

“じゃあ──ハナも一緒にお勉強するねっ”

「ぇ」

“どうしたの?”

「──ぁ、ぃゃ‥」





何というか‥。





「手毬、見つかったら──行くんだよな‥」

“‥‥‥‥‥‥‥”

「でも、また時々──」





戻ってくるよな?





そう訊こうとしたら。





ぎゅうっと‥

しがみつくように、

ハナが腕の力を強めた。

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