《MUMEI》

雅治「はっきりする?…」 
流しに、薬が置かれてた
 
雅治「どうやって、俺は、 飲んだんだ?」
 
水無月「私が飲ませたのよ 口移しで…」
 
雅治「残念だ…覚えてない 」
 
ベットに腰掛けた…
 
そのとき、初めて気づいた 
俺は、病院の患者が着るような、服、一枚きりで…
 
紐も結んでなかった…
 
水無月に、丸見えだった… 
水無月「今ごろ隠しても、 カメラで見られてるわよ 」

雅治「…身だしなみは、大 切だからな」

水無月が、くすっと笑った 
テレビも何も無い部屋…
 
必然的に、今までの事を話し、聞いた
 
水無月は、ある、特権階級を、無くそうと、していたと知る…
 
自分の住む、世界を壊す… 
それは、敵だらけの中に住むようなものだ…
 
何故?、水無月は…
 
また、くらくら、してきた 
水無月「少し、休んで」
 
水無月に、ベットに寝かされた
 
雅治「添い寝してくれるの かい?」
 
水無月「ご希望ならね…」 
雅治「ついでに、セックス も頼むよ」
 
水無月「そんな、体力、な いでしょうに…」
 
雅治「血が、足りないのか な、目眩が、とまらない んだ…」
 
水無月「…」
 
水無月の温もりを感じながら、意識が、深い、闇に、吸い込まれて行った…
 

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