《MUMEI》

「──蜜くーん、朝ですよー?」





‥あれ‥?





「‥蜜くーん?」





応答なし‥。





「開けますよー‥?」





そうっと‥

扉を開けたら。





「───────」

「寝て‥る‥?」





寝てる‥。





「蜜くーん、朝ご飯出来ましたよ〜」

「──ゴハン‥?」





ムクッ、

と起き上がって、

蜜君は目を擦った。





「ふぁぁぁ‥‥‥今日は何作ってくれたの?」

「えっ、と‥トーストとスクランブルエッグとフルーツサラダ──」

「わぁ♪」





蜜君が、

目をキラキラさせた。





「じゃあ、すぐ行くねっ♪」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫