《MUMEI》 しつこい奴ぎらりと光る、 刃。 「──!」 ・・・ あいつだ。 「ぅゎ‥っ」 掠るスレスレの所で‥ 何とか避けた。 「──────‥」 しつこい奴‥。 何回目だよ‥ 俺を狙って来るのは‥。 “──欲シイ‥” 「‥っ!?」 ‥背筋が、 凍りそうだ。 ・・・“‥欲シイ‥‥‥人間の魂‥” 男とも女ともつかない声で、 そいつは言う。 “寄越セ──” 「おま‥え‥‥‥、な‥」 大鎌が、 俺の頭上に‥。 “──だめっ!!” 前へ |次へ |
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