《MUMEI》

‥ひとまずキッチンに逃げ込んだはいいけど‥。





「紅茶‥‥‥」





苦手なんだよなぁ、

これ淹れるの‥。





しかも鳳君‥

温度とか濃さとかにマジで厳しいし‥。





「えっと‥今日はダージリンだったよね‥」





紅茶の種類も‥

色々あり過ぎてテンパりそうだし‥。





「‥‥‥ぁ」





お湯吹きこぼれてるッ!?





「ヤッバ‥!!」





何でこういう時に限ってドジる訳‥?





しかも時間押して来てるし〜っ。





「‥助太刀いるか」

「ぃ‥いえっ、大丈夫デス‥」

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