《MUMEI》
甘党
カラコロと、

口の中で飴玉を転がす音。





“甘い──”

「ハナ、甘い物好きなんだな」

“──うんっ”

「ぁ‥じゃあこれも──」

“なあに? それ──”
「チョコ──」

“ちょこ?”

「──ほら」

“‥茶色‥”

「甘いんだぞ、それも──」

“───────”

「ぁ‥ちょっと待て、先に飴玉──」

“───────”





まだ口に飴玉を含んだまま、

チョコを少しかじって、

ハナはニッコリした。





“ほんとだ、甘い──”

「ハ‥ハナ‥」

“?”

「ぃゃ、大丈夫ならいいんだけど‥」





キャンディとチョコを同時に食べたら‥

どんな味がするんだろう‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫