《MUMEI》 鎌鼬「‥!?」 “お兄ちゃん‥?” 「何か‥変な声し‥」 びくついてる俺を見て、 クスクスッ、 とハナが笑った。 “ふくろうさんの声だよ” 「‥ぁ‥」 そうか‥ 梟‥。 暗がりだと、 何でもない物がお化けみたいに見える。 別に‥ 怖いって訳じゃないけど‥。 「‥ん」 何か‥ 踏んだような‥。 「‥毛皮‥?」 じゃ‥ なくて‥。 「ぅ‥うわっ!?」 “かまいたちっ” 「鎌鼬‥!?」 また鎌かよ‥。 「‥!!」 速過ぎて‥ 見えない‥。 それにこいつ‥ 何でこんな地べたで寝てたんだ‥? 前へ |次へ |
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