《MUMEI》 もう涙はすっかり乾いてしまった。一滴すら残ってはいない。根底に眠る強い自我は弱い自分との背中合わせ。鏡に映る自分の姿に違和感を感じる人間など有り得ない。 記憶を司る脳が何も考えられず、ボロボロになってしまう前に。 なんだか、疲れちゃったなあー この世界が存在し続けるとゆうのなら、私はもうこれ以上ここにはいられない。だってこの世はギブスを身に付けていないと何も出来ない世界なのだから。 もう終わりにしよう。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |