《MUMEI》 「──ほな、今日は短縮やから時間間違えんといてなー?」 「((ぇ、短縮?))」 「((ラッキーじゃん♪))」 「何や台風が近付いとるらしいねんけどな? 天気も悪なってきたし──みんな帰れんくなってまう前に早めに切り上げよういう事になったんや」 「へぇー、台風か──」 「確かに今日、風凄いもんね‥」 「──碧依、傘盗られないように気を付けな?」 「うん──」 ‥それにしても‥。 本当に凄い風‥。 「ごめん碧依──シャーペンのスペアある? 何かあたし忘れて来ちゃったっぽいんだよね──」 「ぁ‥うん、あるよ。──はい」 「サンキュー♪」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |