《MUMEI》 誕生日──‥ 先生覚えてくれてたんだ。 「どないしたん?」 「ぁ、ぃぇ──」 目を、 合わせられない。 恥ずかしいとか、 そういう事だけじゃなくて、 何だか──‥。 「碧依──すっかり大人になったな──」 「──ぇ」 「1年の時もほんまに可愛えて思たけど──今はもっと──何やろ、磨きがかかったていうか」 「ぇ、あの‥‥‥」 磨き‥? 「ぁ──いきなり何言うてんのやろな、俺──‥」 「ありがとうございます」 「?」 「──嬉しいです、凄く──」 前へ |次へ |
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