《MUMEI》

「──よし、着いたで。大丈夫か? 吹き飛ばされんように気ぃ付けてな」

「はい、ありがとうございました──」

「構へん構へん。はよ家ん中入り。風邪引いてまうで?」

「──あのっ‥」

「ん、何や?」

「──大好きですからっ」

「───────」

「ぇ、‥‥‥ぁっ、すいませんっ!!」





何で私‥

別れ際にこんな事言ってるんだろう。





「俺もや」

「眞野っち‥?」

「──大好きやで、お前の事」





その笑顔は、

本当にあったかくて、

日溜みたいで。





凄く──

幸せな気分になった。

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