《MUMEI》
一文字〜HENTAI〜
「久しいな京子」

と、股間の息子をピクピクさせながら、モールス信号を送る一文字。

それを読みとった京子は立ち上がり、一文字に肉薄した。

「ほんと、久しぶりね!」

ぺっ、ぺっ!!

京子は一文字に唾を吐いた。2回吐いた。

「ぬぅっ………うっぐぐ!」

わなわなと手を振るわせる一文字。ギリギリと歯ぎしりをし、京子を睨みつける。

「ひいっ………!?」

京子は恐れ尻餅をついてしまった。その衝撃で床には京子の尻の形の穴が空いてしまった。

「ぬぐぐっ…俺の家の床を…!」

一文字の怒りは頂点に達した。

「見せてやろう、感じさせてやろう…死とは!恐怖とは!どういうものかを!」

(続く)

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫