《MUMEI》 苦しくて目が覚めた… 喉がからからだった… 這いずりながら、水道まで行き、蛇口から、水を飲んだ… …俺は、まだ、死んでないのか…… 虚ろなまま、ベットへ戻る… 水無月のブラウスがあった…… 水無月……居なくなってた…… ガチャン! 鉄製の扉が開かれた… 見たことある、ハゲ頭が立って居た 「生きてるようだな…」 雅治「……」 公安のハゲか… 「出るぞ、歩けるか?」 雅治「……」 手を差し伸べて来た、公安のハゲを、拳を固め殴った…… そこから、また、記憶が途切れた… 意識が戻ると、白い部屋で、寝かされてた …点滴されてる… …生きてるのか?…俺は… 多少、頭が、くらくらするが、身体は動く カーテンから、日の光りが差し込んでいた 医者や、看護師が、なにやら、親切にしてくれた …どうなってんだ?… 夕方、水無月が来た 水無月「どう?、少しは良 くなった?」 雅治「…どうなってんだ? 」 水無月「落ち着いたら、話 すわ、」 雅治「真樹達は?…」 水無月「大丈夫よ、心配な いわ」 雅治「…そうか…」 水無月「しばらくは、安静 にして、…」 雅治「悠長な事、言ってん なよ!」 身体をお越し、点滴を引き抜いた 雅治「ここから出れるんだ よな?!」 水無月「まだ、無理よ」 雅治「時間がないんだ!」 水無月「落ち着いて」 雅治「どけ!」 俺を制する、水無月を退け、立ち上がろうとした… 水無月「落ち着きなさいっ て!」 女の力に……負けた… 簡単に、ベットへ、座らされてしまった 水無月「そんな、身体じゃ 、何も出来ないわよ…」 …自分でも…驚くほど… 身体に、力が入らない… 水無月「今は、あわてなく て大丈夫だから…」 「ね、…まずは、話を聞 いて」 雅治「…」 水無月「体力、ないでしょ …また、大変になるんだ から、今は、身体を、治 して!」 雅治「大変に、なる?…」 水無月「話を聞いてくれる ?」 雅治「…あぁ、…わかった …」 水無月「……前…隠しなさ いよ……」 俺は、全裸だった… 布団を膝上に、かけた、 水無月「簡単に、説明する わね…、詳しくは、後で 聞いて、ここに、向かっ てるから」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |