《MUMEI》 怒り「ハナっ‥」 斬られては、 ない。 「ハナ‥‥‥大丈‥、!?」 ぐらり、 とハナが揺れた。 そのまま、 横に倒れる。 その体が地面に倒れる寸前で、 俺はハナを受け止めた。 “──ヤレヤレ‥余計ナ事ヲ‥” 「お前‥っ何で‥‥‥。俺を狙ってたんだろ‥!?」 “禄ナ栄養ニハナラナイガ‥ナイヨリハ増シダ” その台詞に、 俺の頭で何かがぶち切れた。 ・・・・・・ 「‥ふざけるなよ‥」 “何ダト‥?” 「お前のせいで‥どれだけの奴らが‥」 “喧シイ” 奴は、 大鎌を振り上げた。 前へ |次へ |
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