《MUMEI》
アーサー〜knight〜
「ひか…り…?」

目映い光に手を伸ばす京子。それは柔らかく優しかった。

「そうだ、我を求めよ、欲せよ。されば力をくれてやる!」

「わた…しは………」

だんだんと薄れゆく意識。しかし自分を見失わず、求めるべきものを

ハッキリと意識した。

「私が求めるのは…絶対的な力!全てを意のままにできる最強の力!」

「よかろう」

そして時間は動き始めた。

(続く)

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