《MUMEI》
主人
「天井裏‥?」

“そうだ”





女の子は言って、

キョロキョロと辺りを見回す。





“お前がこの家の主人か?”

「ぇ、主人‥?」

“分からん奴だな‥”





女の子は、

呆れ顔だ。





“だから‥ここに住んでいるのはお前一人か?”

「ううん、そうじゃないけど──今はお父さん達仕事でいないんだ」

“ふむ‥ならばお前でいいか”

「ぇ?」

“──さぁ、願いを言え”





女の子は、

真面目な顔で‥

意外な事を言った。





願いを言え‥?





何でそんな──。





「あの──‥」

“何を躊躇しておるのだ? 少年”

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