《MUMEI》

「実はな、彼が転校して来た時から何やらフツフツと──」

「そ‥‥‥そうですか‥」





侮れないかも‥。





「まさか2人がこのような関係だったとは、流石に気付かなかったがな──。にしても立派な屋敷だ。流石は三門家──」

「‥帰れよ」

「ん、何だいきなり──。何か気に触ったか?」

「いいから帰れよ」

「ぁぁ、分かった──。では、さらばだ!」





野崎さんは、

元気よくブンブンと手を振って帰って行った。





鳳君はそれを見届けて、

屋敷に入ると‥





「‥晩飯出来たら呼べよな」





部屋に‥

籠っちゃった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫