《MUMEI》 方向音痴ヒュン! 風はモモンガの小さ な体を包み込み吹き 飛んで行った。 『行っちゃった…』 ラルムは魔王宮のある方角を眺め溜め息 をついていた。 が…ラルムは間違え ていた。今、眺めて いる方角は魔王宮の 場所では無いのだ。 そう…彼はもの凄い 方向音痴なのだ! それは、風使いには 致命的弱点である。 その頃〜モモンガは 頭を抱えていた。 《ラルムのバカモノ …何処だ?此処は? 魔王宮が無いぞ!》 風に飛ばされた場所 は魔王宮の正反対の 地であった。 その場所は偶然にも 煌の大切な人シオン の館がある場所だっ たので無事、煌との 再会も果たし魔女を 封じる事も出来た。 前へ |次へ |
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