《MUMEI》 名前がない‥?この子、 何年も天井裏で寝ていたみたいなんだけど‥。 何でいきなり起きたんだろう‥? 何でいきなり落ちて来たんだろう‥? 「ねぇ、君──名前は?」 すると、 座敷童はツン、 と僕から顔を背けた。 “私に名などある筈がなかろう” 「ないの? 名前──」 “あったらとっくに名乗っておるわ” 「ぇ──」 名前が、 ない‥? 「何で?」 「むっ‥質問が多い奴め」 「だ‥だって──」 座敷童って事は‥ お化け‥ なんだよね‥? 前へ |次へ |
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