《MUMEI》

って事は、

お袋の味かぁ──。





「ラン?」

「ぅ‥わッ‥!?」





危なッ‥

てか‥

近ッ‥。





「ふふっ、キスしちゃおっかな〜」

「ハイっ!?」





いや‥

それは流石にマズいですから‥。





ぇ‥

ていうかマジ!?





マジでする気‥!?





ちょ‥

ちょっと待ってよ、

あたし‥

まだ口にキスされた事なんてないんだけどっ‥。





「──ぇ、蜜く‥」





それは‥





「‥ダメッ‥!!」





後1ミリってとこで、

後ずさった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫