《MUMEI》

「‥てめぇ何寝起きの女襲ってんだ」

「まだ襲ってないもん」

「──────‥とにかく退けよ、ソイツ思いっ切りビビってんだろ」

「む〜ッ‥」





蜜君は、

やっと‥

離れてくれた。





「せっかくいいとこだったのに〜」

「お前‥いつもどこで覚えてくんだよそういう台詞‥」





鳳君は呆れ顔で、

蜜君をベッドから引きずり下ろす。





「‥蘭、朝飯作んの忘れんなよ」

「ハイっ、‥て‥今何時デスか‥?」

「──まだ6時」

「ぅ‥ぅぁ‥‥‥スイマセン‥」





また寝坊したぁぁ‥。

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